
Bingのことを忘れてませんか?
ここ最近SEOに取り組むことが多いのですが、その対象として私の頭の中にあったのはGoogleだけでした。 特にMacOSユーザーはEdgeに触れる機会が無く忘れがちですが、世の中にあるウェブサイトのサーチエンジンはGoogleだけではありません。その代表例がBingです。
そしてWebサイト検索エンジンであるBingにもウェブマスターツールが存在しています。
BingのSEOを始めてみよう
こちらから開始できます。無料で使えます。 https://www.bing.com/webmasters/about
まずはサイトを追加する必要があります。 サイトがGoogle Seach Consoleで確認済みの場合「インポート」することで数ステップで完了でき、非常にラクチンです。
サイト追加後にやること
サイトマップ送信
サイトマップがある場合、送信しておきましょう。
URL送信
Bingインデックスに直接URLを送信できます。 送信すると、Bingの検索結果に早めに反映される場合もあるようです。 (サイトによっては一瞬で反映されました) サイトマップによって検索エンジンに伝えるべきページが網羅できていれば必要ないかと思います。 送信できるのは24時間で100回までとなっています。
登録状況は「URL検査」より確認できます。
URLのブロック
検索エンジンに登録する必要のない、登録されてはまずいURLをコンソール画面から設定できます。 ただし一時的なブロックであり最大90日間とのこと。永続的なブロックはRobot.txtを使いましょう。
Robots.txtテスター
robot.txtを使用している場合、Bingに対して正しく動作しているかをチェックできます。
しばらく待つ
サイトのデータ準備が終わるまで最大48時間ほどかかるそうです。焦らず待ちましょう。
使ってみて思ったこと
Google Seach Consoleとの比較
ここが良い
- コンソールの操作性が良い
- サイト改善のためのツールが充実
ここが難点
- ドキュメントが英語のみ
https://www.bing.com/webmasters/help/
さらに使い込んでみたい方へ サイト改善のためのツール
SEOに関する問題抽出
Bingのインデックスに登録完了後、「URL検査」でページを分析できます。ここではSEO上の対応すべき問題を教えてくれます。
サイトスキャン
サイト全体のページを細かくスキャンし、エラーや警告などのサイト上の対応すべき問題をまとめて洗い出してくれます。
例えば「警告 : タイトルが長すぎます」では70文字を超える長さのタイトルのページを洗い出し、その修正案も提示してくれます。